「はああああ?!何言っちゃってんの?!俺村人だし!あかりん、とまとん、お前等グルだろ!」

鈴キングが苛々した面持ちでトントンと机を指で叩く。


「ってかどうすんだよ、処刑。あと3分も無いんじゃねーの?誰を処刑するかを決めなきゃ俺達、全員あの羊とかいう奴に殺されるぜ?」


オールバックが皆に提案する。

「進行役を決めといた方が良いんちゃうか?皆の意見割れた時には、ソイツの意見参考にしようや。」

「まっさんとかどうだべ?いつでも皆をまとめてくれた....」

しまんちゅの提案を、takuが否定する。


「いや、駄目だ。まっさんが人狼だったらどうする?俺は霊能力者の家なき子を推す。」

「え、私?」


まっさんもそれに同意する。


「俺は村人だが.......。確かに。霊能力者は占い師とは違って2人いないし、信用出来るね。家なき子に進行役をお願いするよ。」




家なき子は「分かりましたわ。」と首を縦に振る。


「これからは、進行役を務めさせてもらいます。そろそろ、誰を処刑するか決めないと時間が危ないですわね。」