「高畑の子供ってどんな子供かな」

尊彦は珠利を話題にしてきた。

「私は子供にはピアノを教えたい」

照れながら珠利は言う。

「真実くんもそう言ってるの」

未園はニヤリとして言う。

「イヤだぁ」

珠利の姿が可愛らしかった。

「何ノロケてんだよ」

ヒロオが微笑みながら言う。

「だけど、そんな珠利の姿を見ていられる真実くんがうらやましいな」

尊彦は幸せそうな二人を想像しながら言う。

「みんな高畑の彼氏を羨ましがってた(笑)」

ヒロオは珠利の人気ぶりを話す。


そして、雑談は遅くまで続いた。


次の日。

珠利は六本木のバーでの出来事を真実に話すと

「そんなにモテるなら珠利を同窓会に行かしたくないな」

甘え気味に言う。

「どうして?」

「だって他の男に取られたくないし」

後ろから抱きしめる。

「どこにも行かないから」

珠利は真実のタトゥーにキスした。

「ねぇ、俺からも約束してもいいかな」

珠利を抱きしめるて色気が漂うように言う。

「えっ?」

「俺以外の男にこんなことするなよ」

少し笑みを浮かべ、裸の状態で珠利を抱き寄せ耳元で囁いた。