「本当だな?」


「うん」


ちゃんと目を見て答えた。


「だったら起きれるなら自主練来れるんだな?」


「…うん」


「じゃぁ仕方ないから俺が起こしてやるから明日から来いよ」


「え?」


「え?じゃなくて…」


「うん分かった…」


押されてしまったので退けなかった。


やっぱり私は飯田が好きだから嬉しかった。


こんなこと言われるとは思ってなかったから勘違いしてしまうよ…


でも飯田には彼女がいるんだ。


私はただの練習のパートナーなだけだから。


自分に言い聞かせた。