始まりは春だった。
私の名前は「リン」。
私は小さい頃からピアノを習っていた。私には、才能がなくそろそろ辞めようかなと思っていたころに中学生になった。中学生には、部活というのがあり、テニス部か吹奏楽部のどちらかに入ろうと思った。テニス部は、日焼けをしそうなので吹奏楽部にした。
私は吹奏楽部の事を甘くみていた… 運動部なみにハードだ。最初の楽器決めの時に希望の楽器を聞かれた。私はトランペットに憧れており、トランペットを希望した。けれど、決まった楽器は「サックス」だった。あまり知られてない楽器で私は、「え?サックスって何?」と思った。ジャズとかで使われる事が多いらしい。
サックスをやる事が決まった時、友達に
「サックスってエロい曲とかに使われる楽器じゃん!」と言われた。そのように言われ、とてもショックでした。けれど先輩が「大丈夫。サックスはとても素敵な楽器なんだよ!」と励ましてくれた。
それから私は、サックスという楽器にハマり、サックスをメインに音楽科に入ろうと思い、音楽科のある中高一貫校に編入した。

吹奏楽部は、みんなやる気がなく練習をほとんどやってなかった。けれど、私の他に2人やる気のある人がいた。2人とも先輩で、1人は高2で「ちさ先輩」もう1人は、高1で「ひろ先輩」と言う。
ひろ先輩は、うちの部活のゆういつの男子だった。背は高く、カッコよくて頭も良い先輩でした。けれど性格が、人を見下す性格でした。しかも第一印象は悪く無愛想、無口だった。そしてアニメオタクだ。
ある日、急にひろ先輩に話しかけられた。
「おまえ、アニメ好きなん?」
と。私はみんなには、黙っていたけれどアニメが大好きでした。なので、
「はい。好きです。」
と答えた。
それが2度目の恋の始まりだった…

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