「次はいつにしましょうか?」

「やっぱりまだやるの?」

「だってまだ桜みてないんですもん」

「あ、覚えてたんだ。」

「先輩、それひどいですよ。こうみえても結構真面目なんですよ?」

ぶぅと口を膨らませる千秋をみるとどうみても真面目には見えないのだが。

「やみくもに探していても仕方ないし、作戦をねってからだな。

お前も遥さんとかお店のお客さんとかに聞いておいてくれよ。」

「了解です。じゃあ帰りましょうか。」




えと、それで千秋さん。

腕はほどいてくれないのでしょうか?