ハッとして目覚める。軽い頭痛がし、額には汗が滲んでいた。ネックレスを握りしめたくなった。
服と肌にあたるネックレスを取り出し握りしめた。
時刻は午後の3時ちょっと過ぎたぐらい。
車の揺れが眠気を誘い、うたた寝してしまったようだ。
周りの景色は見たことのない場所。
木が生い茂り、小川が流れている。
突き刺さるような日光に当たり水がキラキラとする輝きと、ミーンミーンと短い人生を謳歌するようになくセミたちにより軽く安堵する。
あれは夢だということを教えてくれるから。
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