「つか、お前まじ茶髪にあわねぇ!!」



「うっせーよ」



俺は健介からもらったイチゴミルクをストローで飲んだ。



つか、健介はクラスが離れてるのに毎日ように俺のところにくる。



俺は俺で、コイツしか友達がいない。




「中川晨〜!!」




入り口で大声で叫んでるのは外崎あゆ。



まじ、うっせーやつ。





「お〜!あゆちゃんじゃん!もしかして、しんお前あゆちゃんと‥‥」



そう言ってなぜか小指をたてた健介。





「ざけんなよ‥‥誰があいつなんかと。」