「じゃー、俺はステーキのご飯セットと、あとこのうどんで!優衣ちゃんは?」
「私は、ハンバーグのセットで。」
『かしこまりました。ドリンクはご自由にどうぞ』
店員さんは、軽くお辞儀をしていった。
「大翔君なに飲む?」
「あ。じゃー優衣ちゃんに任せる」
大翔君はニコッと笑う。
んー。大翔君って、何が好きなんだろ。
わかんないけど、とりあえず、これだ!
「はい。これでいい?」
私が持ってきたのは、ホットピーチティー。
「うん!ありがと!」
「紅茶で本当にいいの?」
「いいよっ。俺嫌いなものないし」
そう言って、1口飲む大翔君はニコニコしてた。
『お待たせしました。ごゆっくりどうぞ』
運ばれてきた、ハンバーグ。
ハンバーグの上にかかってるソースのいい香り。
「いただきます」
ハンバーグを1口食べる。
「どー?おいしい?」
美味しいって大翔君に伝えるために、いっぱい頷く。