それにしても、恭介君のことが気になる。
一人になりたいだなんて。
お昼休み時間、私は一人で外に。
電話してみよう。
携帯を耳にあてても、聞こえてくるのはずっとコール音。
益々心配になってきた。
とりあえずみんなのとこ戻ろう。
「あー!優衣どこいってたの?」
「あ、ちょっと前の教室に忘れ物しちゃって!」
…今日。恭介君に会いたいけど。
家にいるなら、愛海さんもいるし。
2人で、話したい。
聞きたいことがたくさんあるし。
翔君と愛海さんが話してる間に…
「花恋ー、ちょっと来て!」
「え?なに?」
私は意を決してお願いをした。