よ、よーし。

ピンポーン。

・・・

いっつもいないの?

なんで、こうして会いに来てるのに…

「もー!恭介君のばーか!」

「誰がばかだって?」

ちょうど帰ってきた恭介君に聞かれてた。

「あ…きょ、恭介君。」

ここは、とりあえず笑っとこう。


「ま、暑いし。中入れば?」

とりあえず中に入れてもらった。

「暑くて悪いな。今、クーラーいれんから」

私に冷たいココアを出してくれた。

「ほら、飲めよ。」

「あ、ありがとうっ」

グラスに注がれた、ココアをひとくち。

あま〜い味が広がってくー。

「やっぱり、美味し〜」

「だろ?」