「じゃあ、自己紹介から!」

花恋がこの場を取り仕切る。

「ヒロマサでーす。よろしく」

「タケシ。」

「シンジっす。」

男の人はみんな、同じ高校の3年生。

ヒロマサさんは結構こういう場になれてる感じ。

タケシさんは、クールって感じ。

シンジさんは年上って感じはあまりしないけど、親しみやすそうな感じ。

みんな、花恋が連れてきただけあって、

顔立ちが整ってる…


しばらくしてからシンジさんが結構話しかけてくれた。

「今まで、彼氏とかできたことある?」

「な、ないです…私、男の人が怖くて。」

「そっか〜。だから今日来てくれたんだ!

でも、可愛いし、みんな狙ってそうだなぁ。」

「あはは。」

シンジさんは、いい人そうだけど。

段階が早すぎて、やっぱり無理っ。