「あー最悪、どうして二学期最後に週番が回ってくるんだよ。しかも一日おまけとかいらないし」
「仕方ないでしょ? 順番なんだから」
週明けの月曜日。
今週で二学期の授業も終了し、来週の月曜日に修了式を行ない、冬休みに入る。
「早く手を動かして」
「言われなくても動かしているわ!」
週番の私と柳瀬はふたり、休み時間の合間に黒板を消していた。
「ったく、あの先生毎回書きすぎなんだよ」
文句を言いつつも、黒板中に書かれたチョークを消していく柳瀬。
出席番号が同じ私たち。
黒板の右端には今日の日付とその下には週番のところに、私と柳瀬の名前が並んで書かれている。
懐かしいな、中学三年生のときも出席番号が同じで隣の席で、週番も一緒にやったんだよね。
昔のことを思い出してしまう。
「仕方ないでしょ? 順番なんだから」
週明けの月曜日。
今週で二学期の授業も終了し、来週の月曜日に修了式を行ない、冬休みに入る。
「早く手を動かして」
「言われなくても動かしているわ!」
週番の私と柳瀬はふたり、休み時間の合間に黒板を消していた。
「ったく、あの先生毎回書きすぎなんだよ」
文句を言いつつも、黒板中に書かれたチョークを消していく柳瀬。
出席番号が同じ私たち。
黒板の右端には今日の日付とその下には週番のところに、私と柳瀬の名前が並んで書かれている。
懐かしいな、中学三年生のときも出席番号が同じで隣の席で、週番も一緒にやったんだよね。
昔のことを思い出してしまう。