「はいはい、以後気をつけます!」

そう言って私は先生に背を向け職員室から出ようとすると


「それと白井」

「まだ何かあるんですか?」

私が勢いよく振り向くと何かさしだした。


「何はともあれ、遅くまでごくろうさま。」


先生の手の中にあるのは一本のココア。