ドサッ! 「先生、終わりましたよ。」 どうだ!これで文句ないでしょ。 私が勝ち誇った顔で先生の顔を見ると大きくため息をついた。 「白井、もとは遅刻した白井が悪いのだから威張るんじゃない。」 「う…。」 「これが嫌なら遅刻しないことですね。」 そう言うと先生はまた何事もなかったかのようにパソコンで作業をし始めた。 …ちょっとぐらい褒めてほしかったな。