問題はそれだけでは
なかった。




クラスメイトが
話していることは
全部子供っぽく
感じてしまうのだ。





普段大人と
一緒に生活してた
ァタシには




普通の高校生の
会話は
おままごとの
ようにしか
聞こえない。





『サツキって
大人っぽいよなぁ!』





よく言われた。



ぁんたらが
ガキなだけじゃん。





『なぁサツキ!
クラスの男子の中で
誰が一番好き?』




そんな質問
されても
ァタシには
クラスの男子も
中学生も
同じようなものだ。






風俗と言う
仕事をして



ァタシの
体つきも
大人っぽく
なった。




見た目も
今では
高1には
見えない。




一番若く見られて
19歳だった。





ァタシは
次第に
クラスメイトとの
壁を感じはじめた。