誰にも何も言わず
帰ろうとした。



すると後ろから
ァタシを呼ぶ声がした。



振り向くとユリだった。




『水原さん、一緒に帰らん?』




『ごめんけど…
ァタシバイトあるから』




『バイト?!何してんの??』





ァタシは言葉につまる。




『接客やで』





嘘はついていない。





『バイト何時から?』




『18時。』



『じゃそれまで遊ばへん?』




突然の誘いに戸惑った。

今は15時半。
18時まで
特に予定もない。




『別にえぇよ』





『やったぁ☆』




そしてユリと
梅田へ行った。