1人でお昼を食べてると、優くんが来た。

「どうしたの?今日ずっと元気ないよね。」

優しいな…。

「うん…。ちょっと辛くて。」

「良ければ聞くよ。」

「ありがとう。私、遥と幼なじみでね、ずっと好きだったんだ。でも小学校に中学校と上がっていくにつれ、口数が減ってきてね。それだけでも辛かったんだけど、彼女か出来たって聞くともっと辛くて…。聞いてくれてありがとう。今日ずっと落ち込んでたけど、話せて嬉しい!」

「俺、夏芽ちゃんの事好きだけどな、」

「え…?」