ますます真尋のことがわからなくなった弘輝は、この二人の男のことを調べれば何かわかるかもしれないと考えた。
既に謙太郎の方はあてがある。
溜まり場の近くのコンビニでバイトしているのを何度か見ているからだ。
溜まり場の仲間を使って調べさせるなど容易いことだ。

これからの計画を考えながら、弘輝はいつものように溜まり場に向かった。