戻れない恐怖に弘輝の腕を掴むと、弘輝は真尋にだいじょうぶだよ。おれがかならずおうちへたどりつくからな!と励ましの言葉をかけ続け、なんとか歩を進められたものだ。結局は、近所の人に保護され事なきを得たのだが。