今まで 明日を約束して別れたことなど
なかったから。

こういう、ちょっとしたことが
嬉しくて たまらない。


リョウ君は 一度振り向いて、手を挙げてから
行ってしまった。


好きな気持ちを胸の奥の
ずっとずっと奥にしまいこんで

私はよしっ!と
気合を入れた。