「颯、マジで夫婦の時間邪魔すんな。」
「あのさ、皐。今は仕事の時間だから。」
ため息をつきながら颯は俺の机の上に更に書類をのせた。
やばい、これはそろそろ片付けていかないと。
「んと、これは明日までに目を通して。そっちとそれは明後日まで。」
ざっと見る限り、かなりの量。
いや、鬼だろ。
「あ、ついでにこれ零から預かって来た。
これは明日のぶんな。」
やばい、こいつ等本当に悪魔に見える。
天使のはずの里依も小悪魔だ。
これは帰ったらお仕置き決定だな。
「里依、帰ったらおぼえとけよ。」
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