チュンチュン


朝からスズメの鳴き声が聞こえる。

朝日が眩しい。

そんなことを思っていたら、


ドンッ、ドンッ

体育祭がある合図だ。

「ひーろーむーくーん!おーはーよー!」

私ゎ隣にいるひろむくんを起こそうとする。

でも起きない。

チュッ

私ゎひろむくんにキスをした。

でも起きない。

今度ゎひろむくんの耳元で

「ひーろーむーくーん!」

叫んだ。




「うるせぇ。」

叫んだせいで機嫌が悪くなってしまった。

「だって起きないんだもん。」

「他の起こし方で起こせばいいだろ?」

「起こしたのに起きないんだもん!」

「チューとかすればよかっただろ?この間みたいに!」

「………たもん。」

「はい??」

「チュー、したもん。なのに、ひろむくん起きないんだもん。」

「/////それ、まぢか?」

「ほんとだもん!」

「やべー!うれし〜わ!」

一気に機嫌良くなったひろむくん。

単純だ。







朝ごはんをごちそーになり、家を出て行く。

「じゃー、俺たちゎ後で行くからな!」

「うん!綾くんまってるね!」

「おう!」

「「じゃー、行ってきまーす!」