夏休みが始まって数日が経った頃。

ケータイが鳴った。

(はる〜!ひまー??
暇やったら海にいかねぇか?)

ひろむから海デートの誘いだった。

私ゎ嬉しくなりすぐに行くと返信した。

それから水着とかの準備をして、待ち合わせ場所に向かった。















「お待たせ〜! 待った??」

「いんや、おれも今来たとこだし!」

「そっか!今日どこの海に行くの?」

「んー、ちょっと遠出するけどいいか??」

「ん、大丈夫!」

「じゃー、行くぞー!」

そー言ってひろむゎ私の手を握って駅のほーに向かった。


そして向かった先ゎ全然知らないところだった。

でも…………とっても綺麗な場所だった。

「ねー、ひろむ?
どーしてここの海に来ようと思ったの?」

「あ、ここじゃダメだったか?」

「ううん、そーゆーことじゃないの!
私たちのところにだって海あるのにって思って!」

「まぁ、おれの思い出の場所だったからかな。」

「ふーん……そーなんだ。」

私ゎその時なんの思い出か聞けばよかったと思った。

その思い出が














ひろむくんにとって一番大事な人との思い出だったから……………