あたしたちは再び愛を確かめ合って、未来へと共に歩いていた。


5月上旬。
あたしたちに残された時間はもう残りわずかだなんてこと、知るはずもなかった。
なぜなら幸せの絶頂にいるから…。



高校三年生のあたしたちの頭の中には常に受験という二文字が存在している。

優くんはどんな道に進むのかな?と思っていた。あたしは、留学したいと今でも思っている。
前に先生とそのことについて話したところ、先生は検討すると言った。
その結果はまだ聞かされていない。


でも前に感じたように、何かが引っかかっている。


この詰まった感じ、気になってしょうがない。



いつもと同じ学校。
そんなある日の昼休み時間。
いつものメンバーで昼食を食べる。



今日はサンドイッチにしようかな。
飲み物はカフェラテで。


この組み合わせ、落ち着くの。