「続行だ!」




オレは泣きながら、そう叫んでいた。




本当なら、オレは今すぐここから逃げ出したい。




もう二度と藤城たちと顔を合わせず、普通の生活をしていたい。




だけど、オレが戻っていく普通の生活に美憂がいなかったら、
オレはきっと罪悪感に押しつぶされるんじゃないだろうか?




オレは美憂を守りたい。




だからオレは狂いたい。