「宏樹、もう検査とか無理なの…」

「そうだよな。でも、これは美紗の為なんだぞ?」

「うん…じゃあ、もうちょっと頑張ってみる」

「偉いな!美紗」
「じゃあ、夕食食おうな」

「うん」

「じゃあ、どうぞ」

「いただきます」

「おい!全然進んでないぞ」

「だって、見られてたら恥ずかしいんだもん」

「そうか…じゃあ、ちょっと違う部屋行ってくるな」

「分かった」