*蒼空side


キス・・・されちゃった・・・

なんだろ・・・

異様に暑い!!

・・・なんで、なんで?!

と、とりあえず!

寝よう!




――~~♪

目覚ましが鳴る

太陽の光がカーテンの隙間から差し込む

「眩しい・・・」

目覚ましを止めると

起き上がる

「おーい!蒼空ぁあ!起きてっかぁ!?」

「起きてますよぉ!」

ドア越しから

悠兄の声が聞こえた

「朝ごはんだぞ~」

「はぁい!」

あたしは制服に着替えて

リビングへ行こうとした

「おはよう、蒼空」

「あ、悠兄!おはよう」

なんか、顔合わせづらいな

でも、普通に、普通に・・


「いただきまぁす♪」

あたしは、無意識に悠兄を見つめてた

「ん?どうした蒼空?」

「えっ?!あ、ううん!いただきます!」