唇を離すと

蒼空が叫んだ?

「な、なにすんのよっっ!!!」

「俺、蒼空が好きだ」

「え・・・?」

「・・・ずっと、昔から、ずっと・・・」

「・・・」

「返事、いつか返してね」

「・・・」

返事は、今すぐ聞きたいけど

駄目なんだよ

待たなきゃ

蒼空の答え―――・・・

「・・・待っててね」

「へ?」

蒼空?

「あたし、返事ができるように頑張るから」

・・・頑張るとか・・・;

「まぁ、楽しみしとっから!ほら、寝ろ寝ろ!」

「はぁい・・・おやすみ」

「おやすみ♪」

蒼空は、ドライヤーを持って部屋から出てった