ｶﾞﾁｬｯ


翠「お父様、お母様おはようございます」


瑠「翠おはよう♡」


シ「翠おはよう〜」


翠「そういえば、わたし全国No.1暴走族の
輝龍の姫になりました。」


瑠「なにー！？翠本当か？」


翠「はい。断ろうとしたんですが…総長に
拒否権なしと言われ、半ば強制的に。」


瑠「それは大変だったな…。
翠、これは俺の予想だが。
絶対何かが起こる…そんな気がするんだ」


シ「予想って？何かって…翠に危ないことが
あるならば、今すぐ辞めてもらいますよ」


翠「ちょ、お母様！！それに、お父様何を
根拠にそんなことを言ってるのですか？」


瑠「俺も分からない。ただ胸騒ぎがする…」


シ「…」


翠「そうですか…気を付けます。」


瑠「翠、危険な目に合わないようにな。
姫は、守られる側、即ち他の族に沢山
襲われることになる。」


翠「はい…本当にめんどくさいです。
だから、入りたくなかったんですけど…」


シ「翠もかわいそうね…
でも、族も楽しいわよ！仲間との交流が
深まるわ！」