『優ちゃんおはよー☆遅くなってごめんねぇ;』

やっと亜香梨が来た。

「全く遅ぇぞ。初日から遅刻かぁ?」



『えっ?やだ!お母さん、いってきまーす!!』

焦る亜香梨。笑ってしまうのを我慢して。

『いってらっしゃーい♪』


「亜香梨、後ろ乗れ。遅刻すんぞ。」


『あ、ありがと♪優ちゃん。』

全く可愛すぎんだって。その笑顔。反則だろ!理性ぶっ飛ばす気か…?

「しっかりつかまっとけよ。振り落とされても知らんぞ?」


ニヤッと笑いながらそう言うとやだ!とか叫びながら、腰に手を回す亜香梨。可愛すぎる…♪



そういいながら、
自転車をぶっ飛ばす俺。
亜香梨は疲れてしまったようだ。

朝待たせたお返しだ!