「ねぇ、結衣に俊也くん。なんかあたしたち、一年に凄い見られてない…?」




『『ぶっ』』


二人同時に吹き出した。



え?なんで?


『亜香梨ぃ、そんなのもわかんないの?

ほんっとに亜香梨って天然ね。』


『確かに。』


「えー?二人共分かるの?!しかもあたし天然なんかじゃないよー;」



『『いや、亜香梨(ちゃん)は天然だよ。』』


見事にハモった。



「へ、変な所でハモんないでよ;」


『あのね、亜香梨。まず、あたしらが女に見られてるのは、中野先輩と清水先輩がカッコイイから。
それはわかる?』


「うん。二人ともカッコイイもんね♪」


『いや、俺カッコよくないし。カッコイイのは優輝な。』


『いや、清水先輩もかなりカッコイイですよ!
そして…男』



『男に見られてるのは、亜香梨ちゃんと結衣ちゃんがかなり可愛いからだよ♪』


「『いや、全然可愛くないです。」』

また被った笑