『あたりまえじゃない。人が横を必死に走ってんのに、気付かず中野先輩の背中に顔ひっつけてキャーキャー叫んでたら誰だって分かるよ。笑』



「え?見られてたの?!キャー恥ずかしいっ//」


『なに今更恥ずかしがってんの!
亜香梨かなり注目の的だったよ。
しかもあのイケメン、中野先輩の後ろで座ってるから尚更ね。』



「え?うそぉ!
そんなに見られてたの?!でもなんか行ってたら、優ちゃんに彼女がいたとかなんとか言われてた気が…」


『それよ!
でも亜香梨、気をつけなよ?早速先輩方に目ぇつけられるよ!』



「えーっ!そ、そんなぁ…」


『まぁ亜香梨のその可愛さならみんな納得してくれるでしょ。

そんなことよりほら、クラス見に行くよ!』



可愛さ?何が可愛いんだろう…?
ま、いーか☆


「うん、いこいこっ♪」