「ねー、せんせ?」

「……なんだ?」

「……すき。」

「……え?」



学級日誌を書いてる私は、目の前にいるクラス担任に告白した。
クラス担任は、教室の施錠と私の学級日誌を受け取るためにここにいる。

キーンコーンカーンコーン

「……ほら、まだ終わんないのか、日誌。」

……あ、スルーした。また、私の気持ちは届かない。