ほわほわって気持ちが浮いて、響を見つめてしまう。 と、 加那ちゃんがいた。 何故だか座り込んで、本棚の陰に隠れている。 聞こえたかな。聞こえたよね。 でも、私は負けないよ?加那ちゃん。 私はこの夏にかけてるんだ。