これから、桜ちゃんとは好敵手になるんだから、不安もある。

でも、どんな結果になってもずっと一緒にいられる。

根拠なんて1つもないけど、私は確信していた。

気付けば、昼休みみも終わり、太陽がピークの高さまできていた。

暑さが空気を震わせる。



きっとすぐ、夏になるんだろう。



瞬きするのも惜しいほど。