9月に入り、夏よりも大分涼しくなった。
それでも、暑さを残していて。
図書室のクーラーはとても心地がいい。
今日もその場所へ、と思ったけど。
「葉崎さん、放課後、図書室に残ってもらっていい?」
まさかの、歩斗君からのお誘い。
一体、何の用事何だろう。
と、歩斗君の背後に響と桜ちゃんがいた。
「響、放課後さ、図書室じゃなくて、中庭に来て。」
「?うん、分かった。」
二人も、二人っきりで会うみたい。
軋りと、胸が痛む。
それを振り切って、歩斗君に笑顔を向けた。
「うん。良いよ。」
進むか、下がるかは、私達次第。だよね。
それでも、暑さを残していて。
図書室のクーラーはとても心地がいい。
今日もその場所へ、と思ったけど。
「葉崎さん、放課後、図書室に残ってもらっていい?」
まさかの、歩斗君からのお誘い。
一体、何の用事何だろう。
と、歩斗君の背後に響と桜ちゃんがいた。
「響、放課後さ、図書室じゃなくて、中庭に来て。」
「?うん、分かった。」
二人も、二人っきりで会うみたい。
軋りと、胸が痛む。
それを振り切って、歩斗君に笑顔を向けた。
「うん。良いよ。」
進むか、下がるかは、私達次第。だよね。