「てか、カレンはどこにいったのかな」
突然寂しそうな表情をした
ぐっと胸が締め付けられた
私が入る余地ないのかな…
結局私はアキラに見てもらうことなんて
できなくて、このカレンさんが
一番なんだろうなあ
「…ん、何泣きそうな顔してんの?」
「んーん、ごめん。なんでもないよ」
「いーや、なんでもある!
ほら、お母さんに会えないのが悲しいの
か?それとも友達か?」
両手で私の顔を包み込んで言った
正確には私の顔って言っていいのかわから
ないけど…
「…なんでもないよ…」
「だったら目ェそらすなよ」
「ッ///」
アキラの目を見た
「ア…アキラ…」
「何がつらいのか言ってごらん?」
言えるわけないじゃん、恋してるとか
好きだとか
迷惑だよ、こんなガキが
あなたとの年の差17歳
ツラいよ…