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YUKIとの楽しい1日を終え、家に帰った私はすぐにパソコンを立ち上げた。
もちろん、『高校生ルーム8』でチャットをするためだ。
……けど、いつものチャットルームには誰も居なかった。
YUKIはまだ帰ってないだろうから、居なくても仕方ない。
フジヤマも多分、そろそろ仕事に行く時間だから居ないのかも。
でも、ユージも居なかったのは想定外。
ユージはこの時間なら、絶対居るはずなのに。
……もしかして、昼間のYUKIの言葉を気にしてるのかな?
私に恋してるとか、そういう話……。
うぅ、思い出したらなんか恥ずかしくなってきた……。
「……あぁもうっ、YUKIがあんなこと言うからメールもしづらいじゃんっ……。 って、あれ? これって、手紙……?」
チャットルームに誰も居なかったから、誰か来るまで荷物の整理でもしていよう。 と思ってカバンを開いたら、見覚えのない封筒が入っていることに気がついた。