……とメールを送った直後、先にメールしといたユージからの返事が届いた。
【オッケー、じゃあまたあとでっ。 そろそろ家に着くから、いつも通りチャットして待ってるよ(笑)】
そのメールを見て、クスッと笑う。
【私もあとで行くねっ】
とメールを送ったあと、膝の上に携帯を置いた。
……なんか、凄いなぁ。
こんなに早く『次』が来るなんて、思ってもいなかった。
YUKIとは明後日会って、ユージとは19日…かぁ……。
……私、また二人に会えるんだ……。
「なぁなぁサクラ。 ユージと会うのは緊張するって言ってたけど、YUKIは平気なの?」
「え? あー……どうだろう……。 私とユージは人見知り同士だから喋れないまま終わっちゃいそうだけど、YUKIは違うから多分大丈夫…かな?」
「あぁー、確かにアイツは人見知りって感じじゃねぇもんな。 まぁ1日中チャットやってるヒッキーだけど」
「ふふっ……でも、案外彼女が居たりするんじゃない? だから女の子向けの雑誌の話とか詳しいのかもしれないし」
「あぁー、化粧品とかも詳しいっぽいもんなぁ。 ……ほんっと、アイツは謎なキャラだな」
「だね」
なんてことを話していた時、そのYUKIからメールが届いた。