………………。

人魚の娘と別れてから若者は来る日も来る日も、海を眺めて過ごしました。

若者は海を眺めながらあることを考えていました。

そして、とうとう若者は決心して満月の夜に船を漕ぎ出しました。


若者が帰ることは二度とありませんでした…

…これで話はおしまい」