「ふー、開いた」
「誰だよあんなことしたやつ」
「ほんと、ふざけんなよなー」


私はとっさに物陰に隠れた。



「てか、さっきの話、店紹介しろよ」
「おう!今度行こうぜー」



「わっ!びっくりしたぁ、誰かいんじゃん」
「は?」


ドキッ。



「えっ?舞湖ちゃん?」
「りゅ。。」
「は?友達?」
「寮が一緒で、この子、柊翔の彼女」
「え!?この子!?」


龍平くんだ。


龍平くんの隣には派手なカッコをした友達がいた。