お腹もいっぱいになって

いよいよタクシーで

夜の六本木に繰り出した。

年末の六本木は

青いイルミネーションで

豪華に飾られていた。

ヒルズから見る景色は

あきれるほど綺麗で

まるで宝石をちりばめたように

幻想的だった。

六本木デビューの塁は

「うわ~!凄い、凄い!
お母さんに見せよう!」って

子供みたいに声をあげながら

デジカメを手に走り回ってた。

「そんなに嬉しいの~?」

ってからかうと、

「ぜ~んぜんっ!」って

強がる態度が

めちゃめちゃ可愛かった。


こんなにはじける塁をみて

連れてきてよかったあ!って

テンションがあがった。