「これからまだしばらく親いねぇし、しばらくは自由に出来るな」

なんて余裕の笑みを見せながら、私を抱きしめる颯真。

「うんっ」

真っ赤に照れてるのが分かるけど、颯真にぎゅってされるの、幸せ。

「颯真、だーいすき！」

私も精いっぱいの好きを伝えるよ。

「俺は愛してる」

今日も何度目か分からないほど口付けるのかな。

どちらかともなく重ねられて、私たちの距離はゼロになった。

end