雑談しながら歩いて帰る。

家に着くと、5時半前。

急がなくては。

「えっと、ご飯を焚かないと...」

「俺、ご飯くらい炊けるから野菜とか切れば?」

「あっ、うん。ありがとう」

颯真にごはんは任せて、ニンジンやジャガイモ、玉ねぎを切る。

なぜかお隣の颯真が泣いてます...困

ゴーグルも冷やすとかも何にもしない私のせいですね笑

だって私、玉ねぎが目にしみたことないから!

「大丈夫?」

「なんでしみないんだよ、怜音は」

ティッシュで目を押さえつつ、聞く颯真。

「ん~何でだろ~」

いい体質だよね、これって。