首元が苦しい制服を脱いで
わたしはいつも通り
京ちゃんのTシャツを袖に通した。


相変わらず大きいけれど、
わたしは緩くて好き。


それに、京ちゃんの香りって
なんか落ち着くんだよね……


って…わたし変態…!?


っ……危ない危ない。
京ちゃんの前で言ってたら
問題発言になってたよ…。


そんなことを思いながら
わたしは1人で、首を横に振る。


そして、まるで気を紛らわすように
わたしは京ちゃんのベッドにダイブした。


「ふわふわ……落ち着く」


……居心地が良い。
1人ぼっちの、自分の部屋よりも。