「……いねーよ、好きなヤツなんか…。」
と、なぜか不満そうな顔をしながら
そんなことを言う京ちゃん。
「え、そうなの…!?」
「……」
「…でも、安心して!
例え京ちゃんが一生独身でも
わたしがずっと隣にいてあげるからね…!」
そう言って、わたしは京ちゃんを
なぐさめるように背中をさすった。
…まぁ、人気者の京ちゃんのことだから
どうせわたしより早く
結婚とかしちゃうんだろうな……__
なんて思っていると…
「……隣にいる、か…。」
…不意に京ちゃんは
意味ありげにボソッと呟いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…