不意に、ベッドに寝転がりながら 天井を見つめる。 そして…… 河下と実月が恋人同士になった時のことを ……勝手に想像してみた。 2人が手を繋いで歩くところ。 俺には見せない顔をして 無邪気に笑う実月。 柔らかい髪に触れるのも… もう俺じゃなくなる? 華奢な肩を抱き寄せるのも キスも、それ以上も…全部あいつの役目? ……ダメだ、想像しただけで…気が狂いそう。