昨日の事なんかなかったかのように

「おはよう!」
と肩まで短く切られた髪の毛が揺らしながら明るく挨拶をしてくれる頼千


「おはよう」と挨拶をすると

「どう?似合う?」
と笑顔の頼千

「うん…似合うよ」
と申し訳なく思いながら言うと


「私、髪の毛ここまで短くしたことなかったから凄く新鮮なの!

起きたら、髪の毛短くなったの忘れてて
「髪の毛ない!」って叫んじゃったw

頭が軽いし、髪の毛乾くの早いし、短いのもアリね!

だから、聖は気にしないでね?

私ね…聖の髪の毛凄く好きなの

だから聖を守れて聖の髪の毛も守れて凄く誇りに思ってるの」

と前向きな言葉を言う



頼千があの時居なければ
髪の毛を切られたのは私だった…