「…親が両方とも医者だから」


あぁ~、納得。

じゃなくてっ!

ひとり暮らしで節約生活に慣れている
貧乏人の私には李月君の家は眩しすぎる


「む、むむむ無理っ!
 心臓が持たないよ…!」


私の体が入ってはいけないと危険だと言ってる…!


「大丈夫だって、ほら行くよ」


私は半ば強引に李月君に引っ張られながら中に入っていった

庭もあるし…広すぎる!