私は牧口 かおり。
今年の春から高校生になった。
恋愛経験もそれなりにあって、、、
正直、彼氏なんてすぐできると思ってた…
でも…
(な、なんだここは…)
どこを見てもメガネ男子ばかり…
(ここじゃエンジョイできそうにないな〜)
「おはよっ」
中学のときからの親友のさなえである。大人しそうだが、ただの人見知りで中身はとても明るい!大好きで大切な親友だ。現在同じクラスである。
「おはよ!」
「かおり〜また男の子見てるでしょ〜」
(なんて鋭いんだこの子は…(笑))
「べ、べつに見てないし!!」
「まぁ〜この学校にあんたの好みはいなさそうだよね〜」
「いいのいいの!も〜」
こんな風な会話が普段わりと続いている。
《キーンコーンカーンコーン♪》
長い授業も終わり昼休みになった。
私とさなえは毎日購買にいく。それはお弁当が足りないからとかではなくて…実は、この学校にもかっこいい先輩がいるから!
「あ!かおり!いるよ!京介(きょうすけ)先輩!」
「え!どこどこ!?」
そう。全校で1番人気の先輩、高科 京介(たかしな きょうすけ)先輩。バスケ部のキャプテンで、憧れの先輩!
「わぁ〜でも人だかりがすごいねやっぱり〜」
(確かに…すごいな…)
一目見れただけでもいいと思い、私たちは教室にもどった。
放課後、女子バスケ部の私たち2人は部活に向かった。私は中学のときから県内では凶暴校のキャプテンを務めていた。だから、運動は割と得意だ。
「はぁ〜疲れた〜さすがかおりはバスケの天才だね〜」
「そんなことないよ笑」
「あ、あれ、ないな」
「どーしたの?さなえ?」
「ごめん、ノート忘れた!玄関で待ってて!」
「う、うん」
ぼーっとしながら玄関に向かった。
バンッ
(あっ、やばい)
「ごめんなさい!ぼーっとしてて」
すると、その人は私に手をのばした。
「こっちこそごめん。ケガはない?」
「全然大丈夫です!」
顔上げると…
(わぁ、なんて綺麗な顔なんだろ〜)
なぜか顔が熱くなって気づいたら走り出していた。
(あっ、さなえ忘れてた)
メールしとこっ。なんか、戻りたくない…
『さなえ!ごめん、用事思い出したから先帰っちゃった!』
はぁ…なんだったんだろ~
なんか胸が苦しいな…
この日私は名前も知らないあの人を好きになった。
‴好き‴なんだな〜。
今年の春から高校生になった。
恋愛経験もそれなりにあって、、、
正直、彼氏なんてすぐできると思ってた…
でも…
(な、なんだここは…)
どこを見てもメガネ男子ばかり…
(ここじゃエンジョイできそうにないな〜)
「おはよっ」
中学のときからの親友のさなえである。大人しそうだが、ただの人見知りで中身はとても明るい!大好きで大切な親友だ。現在同じクラスである。
「おはよ!」
「かおり〜また男の子見てるでしょ〜」
(なんて鋭いんだこの子は…(笑))
「べ、べつに見てないし!!」
「まぁ〜この学校にあんたの好みはいなさそうだよね〜」
「いいのいいの!も〜」
こんな風な会話が普段わりと続いている。
《キーンコーンカーンコーン♪》
長い授業も終わり昼休みになった。
私とさなえは毎日購買にいく。それはお弁当が足りないからとかではなくて…実は、この学校にもかっこいい先輩がいるから!
「あ!かおり!いるよ!京介(きょうすけ)先輩!」
「え!どこどこ!?」
そう。全校で1番人気の先輩、高科 京介(たかしな きょうすけ)先輩。バスケ部のキャプテンで、憧れの先輩!
「わぁ〜でも人だかりがすごいねやっぱり〜」
(確かに…すごいな…)
一目見れただけでもいいと思い、私たちは教室にもどった。
放課後、女子バスケ部の私たち2人は部活に向かった。私は中学のときから県内では凶暴校のキャプテンを務めていた。だから、運動は割と得意だ。
「はぁ〜疲れた〜さすがかおりはバスケの天才だね〜」
「そんなことないよ笑」
「あ、あれ、ないな」
「どーしたの?さなえ?」
「ごめん、ノート忘れた!玄関で待ってて!」
「う、うん」
ぼーっとしながら玄関に向かった。
バンッ
(あっ、やばい)
「ごめんなさい!ぼーっとしてて」
すると、その人は私に手をのばした。
「こっちこそごめん。ケガはない?」
「全然大丈夫です!」
顔上げると…
(わぁ、なんて綺麗な顔なんだろ〜)
なぜか顔が熱くなって気づいたら走り出していた。
(あっ、さなえ忘れてた)
メールしとこっ。なんか、戻りたくない…
『さなえ!ごめん、用事思い出したから先帰っちゃった!』
はぁ…なんだったんだろ~
なんか胸が苦しいな…
この日私は名前も知らないあの人を好きになった。
‴好き‴なんだな〜。